個社データ・業界統計・JCB消費NOWから消費動向を先取り
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- Japan
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- Consumption Data Book (2024/11/6) Anticipate consumption trends from individual company data, industry statistics, and JCB consumption NOW [from PDF fonts]
Table of Contents
- <消費全体の動き> 2
- ◆【JCB総合指数】 24年10月のJCB総合指数0F (大和総研による季節調整値)によると、実質消費額は前月比▲1.2%だった。内訳を見ると、財は前月から増加した一方、サービスが減少した。 2
- <小売関連> 3
- ◆【百貨店】 24年9月の百貨店商品販売額(商販ベース)は、コロナ禍前の19年同月比でマイナス幅が前月から拡大。24年10月の百貨店大手3社の既存店売上高は同+36~+43%と伸び率が上昇。19年10月の消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減で同月の水準が低かった点に留意が必要だが、高額品や化粧品などの需要が高まった。 3
- ◆【アパレル】24年9月のアパレル販売額(商販ベース)は19年同月比で前月からマイナス幅が拡大。24年10月のアパレル大手3社のうち2社の既存店売上高は前月から伸び率が上昇。高気温が続いたが、月後半には秋物衣料への需要が回復した。 3
- ◆【スーパーマーケット】 24年9月の販売額は前月比▲2.6%(大和総研による季節調整値)。衣料品や飲食料品などの販売額が減少。 3
- ◆【コンビニエンスストア】24年9月の販売額は前月比▲0.8%(大和総研による季節調整値)。加工食品や非食品などの販売額が減少。 3
- ◆【 家電 】24年9月の出荷台数はパソコンが前月比+0.7%、エアコンが同+3.3%、テレビが同▲0.7%(いずれも大和総研による季節調整値)。24年10月のJCB消費額(機械器具小売業)は同▲3.1%と3カ月連続で減少(大和総研による季節調整値)。 4
- ◆【自動車】24年9月の新車販売台数は前月比+1.9%(大和総研による季節調整値)。24年10月は同+2.7%と2カ月連続で増加。一部メーカーで生産体制の正常化が進んだことや挽回生産の進展によって持ち直しの動きが見られる。 4
- <サービス関連> 5
- ◆【新幹線】24年9月の輸送量は19年同月比▲6~+13%程度。24年10月の輸送量は各社とも伸び率が上昇。北陸(同+125%)については、台風19号による浸水被害の影響で19年同月の水準が低かったことが原因とみられる。 5
- ◆【旅客機】24年9月の国内線輸送量は19年同月比で▲8~▲2%程度、国際線輸送量は同▲24~▲23%程度。堅調な観光需要を受け、航空各社は24年度下期の旅客便供給量の拡大を発表した1F 。 5
- ◆【宿泊】 24年9月の宿泊者数(観光庁、宿泊日数ベース)は19年同月比+10.9%と前月からプラス幅が拡大。24年10月のJCB宿泊消費額は前月比+1.6%。 5
- ◆【外食】 24年9月の外食産業の売上高は19年同月比+17.6%と前月からプラス幅が拡大。 24年10月のJCB外食消費額は前月比▲1.8%。 5
- <参考:第3次産業活動指数> 6